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こんにちは。
神戸市灘区の神戸灘駅前歯科(ママとこどものはいしゃさん神戸灘)、院長の平沼麻央です。
お子さまの歯並びについて「いつから矯正を始めたらいいの?」と
疑問に思われる保護者の方は多いのではないでしょうか。
小児矯正は開始時期によって治療の効果が大きく変わるため、
適切なタイミングで始めることが重要です。
今回は、小児矯正のベストな開始時期や、それぞれの年齢での治療の特徴について詳しく解説します。
小児矯正の開始時期はいつがベスト?
小児矯正の一般的な開始時期は、5歳~10歳頃が理想的です。
この時期は顎の成長が活発で、矯正の効果が出やすいため、
自然な成長を活かして歯並びを整えることができます。
特に、顎が狭く歯がきれいに並ぶスペースがない場合、
放置すると将来的に抜歯が必要になる可能性があります。
しかし、小児期に矯正を行うことで顎を広げ、永久歯が無理なく並ぶ環境を作ることができます。
これにより、抜歯をせずに自然な歯並びを実現できる可能性が高まります。
年齢別の矯正の特徴
5~7歳(第一期治療)
- 顎の成長をコントロールし、歯が並ぶスペースを確保
- 指しゃぶりや口呼吸などの悪習癖を改善
- 顎の発育を促し、将来的な抜歯のリスクを軽減
8~10歳(第一期治療の仕上げ)
- 歯列の拡大をサポートし、永久歯が正しい位置に生えやすくする
- 噛み合わせを改善し、発音や咀嚼の機能を向上
- 歯の並ぶスペースを確保し、抜歯のリスクを最小限に抑える
11歳~(第二期治療)
- 永久歯が生え揃った段階で、ワイヤー矯正やマウスピース矯正を検討
- より細かい噛み合わせの調整を行う
早期矯正のメリット
小児期に矯正を始めることで、以下のようなメリットがあります。
- 顎の成長を活かせる:自然な成長を利用するため、痛みや違和感が少ない
- 抜歯のリスクを減らせる:スペースを確保することで、将来的な抜歯を回避
- 口呼吸や発音の改善:正しい舌の位置を覚えることで、呼吸や発音の問題を解消
- 治療期間の短縮:成長に合わせて矯正するため、成人矯正に比べて期間が短くなる
ネオキャップビムラーシステムとの相性
当院では、小児矯正に適した「ネオキャップビムラーシステム」を導入しています。
- 痛みが少ない:ワイヤー矯正と違い、強い締め付けがない
- 取り外し可能:食事や歯磨きの際に取り外せるため衛生的
- 顎の成長をサポート:顎を広げることで、歯が自然に正しい位置に並びやすくなる
- 抜歯の可能性を低減:顎を広げることでスペースを確保し、抜歯をせずに矯正できる可能性が高い
こんな場合は早めに相談を!
お子さまの歯並びに以下のような症状がある場合は、早めに歯科医院での相談をおすすめします。
- 前歯が重なって生えている
- 受け口や出っ歯が気になる
- 口を開けていることが多く、口呼吸の傾向がある
- 指しゃぶりや舌を前に出す癖が続いている
まとめ
小児矯正は5歳~10歳頃に開始するのが理想的です。
適切な時期に矯正を始めることで、顎の成長を利用しながら負担の少ない治療が可能になります。
特に、顎を広げることで抜歯のリスクを低減できる点は大きなメリットです。
永久歯をできるだけ自然な形で並べるためにも、早めの矯正を検討しましょう。
当院では、お子さまの歯並びについて無料相談を実施しています。
「うちの子の歯並び、大丈夫かな?」と気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください!
▼記事監修
神戸灘駅前歯科
院長 平沼麻央
経歴
鹿児島大学歯学部卒業
大阪大学歯学部附属病院卒後臨床研修修了
大阪大学歯学部附属病院 口腔治療・歯周科勤務
所属学会、認定等々
日本国際インプラント学会
日本臨床歯科学会
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